痛みや不調の原因が小麦だった!
整体院にくる方で多いのは肩こりや腰痛などが一般的でしょうか。
他にも頭痛や生理痛、関節痛、今では冷え性や不妊症で整体や鍼治療などを受ける方も増えてきたでしょうか。
これらの症状ですが、整体院などにいってもなかなか改善しない、すぐに症状が戻ってしまうといった方に多い共通点が内臓疲労です。
小麦を食べることによるリスクには
✔️小腸に負担がかかることで背骨(胸椎11番)の固さに繋がり、歪みや動きの制限
✔️小麦に含まれるグルテンにより、リーキーガット症候群に繋がりアトピー、鼻炎、胃もたれ、めまい、腰痛、肩こりなどなど様々な慢性炎症性疾患や脳の神経伝達に問題が起き自閉症、うつ、アルツハイマー、てんかんなどの疾患
✔️小麦に使われる農薬により、癌、自閉症、アルツハイマー、パーキンソン病、不妊、流産、胎児の奇形など
✔️SIBO(小腸内細菌増殖症:Small Intestinal Bacterial Overgrowth)という病気のリスクがあり下痢や便秘、腹痛、おなら、ゲップ、お腹のゴロゴロした違和感、また反り腰の原因になり腰痛等の症状を引き起こす
などがあげられます。
逆に言うと小麦をやめるだけでこういった症状が治っちゃうかも(°▽°)
では上記について、詳しく解説したいと思います!
小麦が危ない理由
まず、整形外科的な症状で一般的に原因としてあげられるのが、仕事やスポーツなどでの筋肉や関節の疲労だと思います。
ですが、現代人は筋肉や関節などの調整だけでは良くならない人がどんどん増えています。
そういった方に共通しているのが内臓疲労です。
小麦が特にダメージを与えるのが小腸です。
小腸にダメージが加わると内臓ー体制反射という反射により胸椎の11番、背中の真ん中あたりが硬くなります。
そうすると体をひねったり、前後に曲げたり伸ばしたりする動作に制限がかかり、動かない部分を骨盤や腰椎、頸椎など様々な部分でフォローし出します。
そんな状態が続くと、日常生活の動作でも必要以上に負担がかかる部分が出てきて痛みの原因となります。
なぜ、小麦が小腸に負担をかけるのか
グルテン
最近ではグルテンフリーの食材をちょこちょこ見かけるようになり、聞いたことのある方も多いと思います。
小麦に含まれるタンパク質の多くがグルテンです。
グルテンがアレルギーに問題がない人にとっても有害となるわけは、グルテンのアミノ酸配列に関係しています。
グルテンは分解されにくい構造をしていて、未消化のまま腸の粘膜に傷をつけ、炎症を引き起こす(リーキーガット症候群)と言われています。
子宮内膜症であったり、アトピー性皮膚炎や慢性の副鼻腔炎、胃もたれ、耳鳴り、めまい、不眠症、腰痛、肩こりなど様々で、その症状は多彩で重なっています。このような全く別の疾患、症状であっても患者様に共通してあるものがあります。
それが慢性炎症です。
様々な疾患の大元にあるのが慢性炎症、そして慢性炎症の始まりは胃腸です。
リーキーガット症候群とは腸の上皮細胞が壊れた状態のことで、要は腸のバリアが破壊されたような状態のことを言います。
バリアが破壊されているので、食べたものに含まれる農薬や添加物などの毒素、細菌やウイルス、カビなどが腸粘膜をすり抜けて血管内に入り込んでしまうのです。
そういったものが臓器や器官に蓄積されて上記のような様々な症状の原因になります。
解毒するための肝臓や腎臓などの臓器もどんどん疲労してしまい、不調はさらに広がります。
さらに、グルテンを構成しているアミノ酸「グルタミン酸」「エクソルフィン」が脳の興奮を引き起こす神経伝達物質になるとの報告もあります。
図はグルタミン酸と精神疾患:モノアミンを超えてから引用
つまり、小麦を食べるとてんかん、自閉症、うつ、アルツハイマー病など様々な病気のリスクになるということです。
まだまだある!小麦が怖いわけ!
ラウンドアップ等除草剤〜グリホサート〜
グリホサートは発癌、自閉症などの発達障害、アルツハイマー、パーキンソン病などの精神疾患、生殖系への悪影響、妊娠期間の短縮(流産)などのリスクがあると言われています。
DDVP・TPZ・OPP等ポストハーベスト農薬防腐剤
ポストハーベストには発癌性、胎児の奇形のリスク、生殖系への悪影響などのリスクがあるといわれてい、環境ホルモン(内分泌撹乱物質)と同じ作用を持つことが疑われる農薬も多く存在します。
ポストハーベストについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E8%BE%B2%E8%96%AC
まだあった!SIBO!!
SIBO(小腸内細菌増殖症:Small Intestinal Bacterial Overgrowth)とは小腸の中で腸内細菌が爆発的に増えてしまう病気です。
大腸にあるべきバクテリアが小腸の中に入り込み、小腸に停滞してしまい、本来の居場所である大腸に移動しない時に起こります。
SIBOにかかると、増えすぎたバクテリアによって大量のガスが小腸で発生します。
ちょっとしか食べていなくても、下の写真のようにお腹がパンパンで妊婦さんのようになってしまったり、痩せているのにお腹だけポッコリ・・・なんてことに悩まされたり。
そして、SIBOの方の特徴が反り腰!
全体で見るとこんな状態です。
整体をすれば下の写真のように真っ直ぐになることも多いですが、根本がお腹のガスなのですぐに反り腰が戻ってしまいます。
また下痢や便秘、腹痛、おなら、ゲップ、お腹のゴロゴロした違和感を感じているなどの症状も特徴的です。
過敏性腸症候群の85%はSIBOだったという論文もあるそうです。
SIBOについては別の機会に詳しく解説したいと思いますが、SIBOを悪化させる原因のひとつに小麦があります。
詳しく知りたい方はコチラの書籍を是非読んでみてください。
いかがでしたか?
実は私もラーメンもパンも焼きそばもケーキも大好きです汗
ですが、今はほとんど食べていません。
これだけではありませんが、小麦をやめてみて、頭痛や下痢、日中の眠気などはほとんどなくなりました。
長年悩んだアトピーもずいぶん緩解しています。
小麦を食べたくなくなったり、ちょっとやめてみようかな・・・と思った方!
まずは3週間!騙されたと思って小麦除去をしてみてはいかがでしょうか?
きっと今まで悩んだ症状に変化を感じ取れるはずです!